私は広島県に住む49歳のゲームデザイナーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

実際、賃貸物件を借りる時に考えるのは「収入をどれくらい家賃に割けるか」という点です。3ぶんの1程度が目安ですが、家族の数や住んでいる地域によっても異なりますから一概にいうことはできません。このケースの場合、圧倒的に有利なのは1人暮らしの場合です。1人暮らしであれば、大抵の場合部屋数は多くて2つか3つ程度あれば十分です。収納に関しても不自由することはないですし、居住空間を分けることもできますから部屋数としてはそれくらいで済みます。そうなると家賃を抑えるのも簡単ですし、ワンルームタイプともなればその値段はグッと下がります。部屋の数や面積を少し少なくするだけで、家賃の調整ができるのは魅力として大きいでしょう。

しかし、家族がいる場合にはその限りではありません。2人などであればよいのですが、4人や5人となってくると、ある程度の部屋数が必要になります。小さな子供であれば良いのですが、子どもとはいえ部屋も必要になりますし、勉強などに集中できる環境を作るためにはやはり個室のほうが望ましいでしょう。そう考えると、ある程度の面積が最低でも必要になります。当然ですが、賃貸物件は部屋の数といい面積と言い大きくなれば大きくなるほど家賃が高くなります。設備などをある程度我慢すると言っても、家族全員に我慢を強いることはほぼ不可能です。ですから距離や築年数といったところで調整を図るのが最もベストな方法ですし、提案としても良いでしょう。