僕は奈良県に住む60歳の幼稚園教員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸の物件を探していると、家賃の価格に目が行きがちですが、他にもよく目にする言葉が築年数です。広告でも、新築や、家が建ってからまだ年数が経っていない物件は築年数の浅さをアピールして書いています。あまり家に関して知識が無い方でも、できれば新しい物件の方が、きれいで最新の機能も付いていて良いという方も多いです。確かにそういう物件には、家の内装はとてもきれいですし、システムキッチンがついていたり、ウォークインクローゼットなどの収納も多くあります。さらに太陽光発電のついている物件まで出てきています。家事や掃除などもしやすくなっていますから、家事をする方にとっては、負担が少なくなり、暮らしやすい家です。
ただ金額の面からいうと、やはり新しい物件ほど家賃は高めの設定になっています。家賃以外にも管理費や駐車場代などもかかってくると、予算内に収めるのは大変な方もいると思います。そういう時、築年数が、20~30年の古い物件でも、リフォーム工事を済ませている物件を見直されるのもおすすめです。床を畳からフローリングに、トイレがウォシュレット機能などがついた水洗トイレに、お風呂場のタイル張りの壁を掃除しやすい材質に変わっていてたりしますから、大分古さは軽減できますし、耐震工事も済ませていれば、造りの面からも安心です。自分が本当に必要な条件というのを見極めるのにも、一度見てみるのもいいかもしれません。古い物件だからこその風情や温かみもあります。