賃貸の解約方法について(福島県/客室乗務員/40歳/女性)

私は福島県に住む40歳の客室乗務員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の解約方法は、2種類あります。ひとつは、契約期間満了時に解約する場合です。不動産の賃貸借契約の期間は、通常2年間となっているのが一般的です。通常契約期間満了の1~3ヶ月前に更新案内書が届きます。同封されている通知書に必要事項を記入し、期限内に提出します。もうひとつは、契約期間中に途中解約する場合です。多くの場合、契約書とともに通知書が渡されています。この書類を記入し、賃貸借契約書に記載された期日までに提出します。不動産管理会社へ電話連絡しただけでは処理が進みませんので、必ず書面で手続きをしましょう。書面には、現住所、物件名、部屋番号、氏名、転居先住所、退去日、敷金の返還先の口座番号などを記入します。


次に行うことは、ライフラインの停止依頼です。電気、ガス、水道、電話、近年ではインターネットプロバイダなどの手続きも必要です。それぞれの事業者に退去日を連絡します。この時、移転先の開始手続きもあわせてやっておくと手続きが最小限で済みます。そして、引っ越し会社を決定し、荷造りをします。そして退去日に引っ越しをします。退去時には、不動産管理会社や大家さんが、室内状況と修繕が必要な箇所の確認をします。同時に鍵を返却します。この確認をもとに、数日~数週間以内に原状回復費用の見積もりが送付されてきます。内容を確認して、現状回復費用の負担で気になることがあれば、不動産管理会社や大家さんに確認します。そして敷金から原状回復費用を差し引いた金額が振り込まれれば、解約手続きが終了です。