賃貸の間取りの見方のポイント(岩手県/通信士/38歳/女性)

私は岩手県に住む38歳の通信士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


初めてお部屋探しをする人は必見、賃貸マンションの設計士がここぞってポイントを教えちゃいます。ここでは間取りのポイントについてなので、細かい資金計画や周辺環境などについては触れていきません。さて、初めて賃貸を探す人にとってわかりにくいのが「実際の部屋の大きさ」です。6帖ってどれぐらいの広さなのか。6帖といっても四角形、三角形、L字型、コの字型、丸型など色々な部屋の形があることを覚えておきましょう。そしてもう一つ重要なのは「広さの表記はあいまいである」ということです。広告に載っている広さは5.5帖であっても6帖と表記されることもあります。関東、関西、京都でも6帖といっても全然広さが違います。ちなみに一番広いのは京都の京間(きょうま)です。ちょっと大げさに言うと京間の4.5帖は大阪の6帖と同じぐらいになります。


一番重要なのは、自分がそこに住んだときに必要な家具・家電の大きさを知っておくことです。現在は大体の床がフローリングなのでベッドは必須になるでしょう。ではシングルサイズのベッドの大きさはいくらなのか。それは1m×2mです。そして無駄空間になるデッドスペースが極力ないような形の部屋を選ぶかです。もちろん三角や丸型はデッドスペースがたくさんできるので置ける家具は決まってきます。そして次に置くものとなると台所周りです。冷蔵庫を置くスペースはあるものの肝心の食器・料理器具置き場が全然ない物件が多いです。安さに引かれて借りたはいいが、実際住んでみると非常に住みにくい間取りのものが多いので注意してください。最後になりますが、色々な事情で予算と相談したが上記のような物件に出会えなかった方、究極論「住めば都」です。