賃貸の間取りを選ぶ方法とは(鳥取県/漫才師/65歳/女性)

私は鳥取県に住む65歳の漫才師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


具体的なイメージを持って計画すると、成功率は高まります。これは賃貸物件の間取りを選ぶときにも、当てはまります。賃貸の間取りは、千差万別です。いわゆる2DKなどのよくある間取りでも、実際の部屋の配置や大きさはさまざまです。では、自分たちにあった間取りをどのように選んだらいいのでしょうか。役立つのは具体的なシミュレーションをすることです。シミュレーションが具体的であればあるほど、住み始めてからの後悔は減るでしょう。具体的に考えるのに役立つのは、間取り図に長さを書き込んでいくことです。部屋の図面は不動産屋さんでもらうことが出来ます。部屋の各部分の長さを測って書き込みます。そのほかに高さも測っておきます。


そのうえで、自分の手持ちの家具や家電の大きさも確認します。そうしたら大きなアイテムをどこに置いたらいいのかを考えていきます。大きさを測ってあるので、漠然とした想像以上のことが出来ます。ある隙間に何が置けるのかが正確に把握できるのです。長さを測るときには、ドアの開け閉めをした時の動きも記入しておきます。そうすることで実際には物を置けない場所にも気が付くのです。ドアの開け閉めに必要な空間は確保していないといけないからです。ドアの動きを意識しないまま物を置く計画を立てると、あとから困ります。置く予定だったアイテムの置き場所がなくなって、全体の計画に影響が出るからです。具体的に考えることで、必要な部屋の大きさが分かります。