私は和歌山県に住む71歳の保健師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

収入の何分の一かを毎月支払うことになるのですから、賃貸を借りるときには家賃という要素を見過ごすわけにはいきません。自分の収入を考えて現実的な家賃の金額を算出することが、物件を探す時の第一ステップとなります。とはいえいろいろな部屋を見ていると色々魅力的な部屋も見つかりますし、予算を超えてしまうけれど良いと感じる部屋を見つけることもしばしばあります。ケースバイケースではありますが数千円程度であれば予算を超える物件でも良いと考えてよいでしょう。家賃というのはその賃貸物件を借りる・利用するための料金なのです。ですからそれだけの料金を支払ってでも利用したいと思えるのであれば自分の気持ちを優先させてもよいでしょう。

とはいえ複数人で住む場合にはこの限りではありません。ルームシェアや同棲などのように、家族ではない人間と一緒に住むときは賃料についてしっかり話し合う必要があります。どちらかの負担が大きくなってしまうと、どうしても仕様に関して制限を設けなければ不公平感を抱くことになります。トラブルにもつながりますから、お互いに禍根を残さないようにこうした部分に関しては真剣に話し合っておくことをおすすめします。賃貸物件は種類も多く、設備がそれぞれ違うため、どこに魅力を感じるか、メリットだと思うかは人によって異なるのです。自分以外の人間と暮らす時は相手の価値観を優先することも大切ですし、一緒に暮す以上、それは義務とも言えます。