賃貸を借りる時はまず初期費用の計算を(山形県/教諭/68歳/男性)

僕は山形県に住む68歳の教諭です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


部屋を借りるとなると、新生活に思いを馳せたり、新しい部屋のことを考えたりと楽しいことが多いものです。賃貸物件探しというのは自分だけの意思で進めることができますから、その分自由度が高いのです。楽しみながらというのもうなずけますが、ここで重要になるのが初期費用です。じつは賃貸契約にはかなりの金額が必要になることもあります。そもそも賃貸は契約時に敷金と礼金、紹介料を支払うことになっています。この3種類は物件によって金額設定が異なるものの、大抵の場合は支払うことになりますし、その金額は家賃を目安に2、3ヶ月分が必要になります。ですから5万円程度であっても20万円ほどは余裕を見ておかないと契約には不安が残るでしょう。


初期費用の計算は概算であるものの、敷金と礼金はそれぞれ家賃の1ヶ月分ずつ、紹介料も同じ程度必要になります。他にも施設費や保険料として支払うことが求められるものもあります。すべてを合わせると家賃の5ヶ月分程度は事前に用意しておくべきでしょう。それもこれを支払ってもなお生活に問題がないと判断できるようでなければいけないのです。金銭的に余裕が無い時にはこの初期費用がすくない賃貸を探す方法もあります。敷金や礼金が設定されていない物件、紹介料が家賃の50%程度の物件などいくつも方法はあります。しかし自由に物件を選ぶためにも、自分の意志を反映させるためにも、賃貸探しでは費用的な面に最新の注意をはらいましょう。