賃貸を借りる時は通勤時間を考えるべき(宮城県/アートディレクター/58歳/女性)

私は宮城県に住む58歳のアートディレクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


新しい家に引っ越すとき何を重要にするかは人によって違います。外観を気にする人もいれば、広さを気にするひともいます。お風呂とトイレは分かれているのか、洗濯機は室内にあるのか、条件をあげればきりがありません。そして賃貸物件そのもの以外でもいくつか重要なポイントは存在します。何が重要なのかというと、立地です。もちろん、最寄の駅から自宅までの距離も大切です。駅から距離が離れれば離れるほど、家賃も安くなります。逆に言えば駅から近いほど、同じような物件でも家賃は高騰する傾向にあります。そして、おろそかにできないのが、最寄の駅から職場の移動手段です。一日は時間に直すと24時間あります。そこでの時間計算が大切です。


限られた時間ですから出来るだけ有効に使いたいものですが、例えば仕事場までの通勤時間が長すぎると、移動だけで使える時間が限られてきます。ポジティブに考えると、その移動の時に読書をしたりだとか、睡眠をとったりとかうまく利用できる場合がありますが、満員電車だったりすると長時間立ちっぱなしになり、体力、気力ともにそがれてしまいます。ですから、通勤時間も考慮して引っ越す際は場所を選ばなければなりません。あまりに遠すぎるとその分時間が減ってしまうのです。もし電車が遅延になってしまうと、仕事場に遅刻してしまう可能性がありますから、余裕をもって通勤しなければなりません。ある程度、通うのが苦にならない場所選びも大切になります。