賃貸アパートからの退去のしかた(富山県/企業オーナー/18歳/男性)

僕は富山県に住む18歳の企業オーナーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸アパートから引越すときには、しっかりとした手続きをしてから退去するようにしましょう。賃貸は借りる時も大変ですが、退去するときも何かと大変です。借りる時と同様にすんなりと引越せないこともあります。まずすべきことが管理会社への連絡です。退去通知書という書類を郵送し、引っ越しをすることを伝えるようにしましょう。退去に関する取り決めは重要事項説明書に記載してあり、賃貸アパートを借りたときに、大家さんとの間で合意がなされています。もう一度契約内容をよく読んでみて、告知期限や、通知の仕方、退去する時に必要になる費用などを確認するようにしましょう。「ハウスクリーニング代」が請求される賃貸もあり、もしそうならば契約内容に記載されてあるはすです。


ハウスクリーニング代は、部屋の状態次第で請求されることもあります。もしも、入居するときに敷金を支払っていなくて、部屋の状態が著しく汚い場合は、ちょっと覚悟しておいた方がいいです。ただ、部屋はどんなにキレイに気を使って住んでいても劣化していくものです。クロスの黄ばみ、ベランダの手すりのさび、カーペットについたへこみなどは、避けられない経年劣化として認められるので、そうした部分の修繕費を負担する必要はありません。もしも請求されたら「原状回復費に関するガイドライン」という国が定めたガイドラインがあるので、それを元にして大家さんと交渉してみるようにしましょう。いずれにしても敷金を支払っていない賃貸から引越しをする際には、余裕をもって資金を貯めておいたほうが良さそうです。