僕は奈良県に住む28歳の建築家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸の集合住宅は、原則としてペットの飼養は認められていません。秘密裏にペットを飼っていたのがばれて、退去せざるをえなかったり、ペットを手放すことになったりと、当事者には辛い結果が待ち受けています。しかしながら、ぺっと不可の規則のアパートでも、結構動物を公然と飼っているケースが多くあります。その多くが、個人の経営するアパートに集中しています。アパートの管理会社とオーナーさんが別々の場合、管理会社の規則ではペット不可でも、同じ棟に住んでいる動物好きの大家さんが許可を出すことが多々あるのです。こんなことは表立った情報にはなりませんが、結構口コミで広がったり、情報通の不動産屋さんが知っていたりします。
それでも尚、動物の飼養禁止を掲げるアパートやマンションの方が多いので、動物好きの大家さんが経営するアパートには、ペットと同居する人が集まる傾向にあります。そして、どの大家さんも、集合住宅の中では、原則として室内飼いの条件を出しています。ペットどうしがけんかになることは避けて欲しいということによる規則付だそうです。動物好きな人には、願ってもない環境ですが、借りる側としても、しっかりとマナーを守っていかなくてはなりません。散歩の必要な犬を飼う場合は、共有部分に犬の毛が飛ばない様配慮していくことも大切です。すべての人がきちんとした飼養をすることで、賃貸住宅でもペットが飼える環境が育っていくのですから。