私は岐阜県に住む20歳のコックです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸アパート物件は単身者や学生など月々の生活費を抑えたい人々の為の共同住宅です。構造は普通は木造2階建てまでが多く、中にはツーバイフォー工法や軽量鉄骨造、同プレハブ工法のものも見られますが、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造等になると3階建て以上の建物になりマンションとして扱われる場合が多いものです。アパートはどちらかというと簡易な集合住宅で最初から区画割としての躯体を作るマンションなどの感覚ではなく、建物の内部を複数に間仕切るという感覚で、独立性は一応保たれてはいますが隔壁や床に関してはそれほど遮音性や耐火性に優れている材料が使われているわけではありません。従ってこの点マンションはタイトな構造であり全てがグレードアップされています。
アパートに住まう場合は上下階や両隣りに関して音に気を使うことが多く、子供の声や水道の栓、洗濯機を回す音、トイレの洗浄音などが伝わる可能性も多く、この点がアパートを選択するのかマンションかという選択の分岐ポイントにもなっています。少し前までは室内に洗濯機を置くことは希で、廊下などで洗濯機を使うことが多かったものですが、最近になって室内に設置されることも可能となりました。台所やトイレは場合によっては共同で使用する時期もありましたが、これもシステムキッチンやユニットバスなども設置されるようになって来て生活が便利になりました。戦後は部屋の広さも4.5畳1間という広さのものが多かったものですが、最近はフローリング貼りでロフト付きのワンルームから少人数の家族が住まえる広さのものまで出来てきました。設備もある程度充実し、すぐに住める環境も整って来ています。