賃貸マンションのメリットについて(沖縄県/船員/18歳/女性)

私は沖縄県に住む18歳の船員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションのメリットのひとつは、「いつでも住み替えられる」ということです。例えば、お給料が減って今の家賃の支払いがきつくなったという場合には、少し郊外の家賃の安いマンションに、移ることもできます。また、ライフスタイルの変化に合わせて、部屋のサイズや間取り、場所が変えられます。お給料が極端に減った時には実家に戻ることで、家賃をゼロにすることができます。 最近話題になっている、近隣との人間関係についても、物件を購入してしまうと、じっくりと地域に密着できる反面、ご近所との付き合いに神経を使います。けれど、賃貸ならば、近隣との接触が比較的少なくて済みますし、嫌なら引越せばいいと気軽に考えることができます。 


 持ち家は、40年~50年経てば建替え費用や修繕費用が必要になるため、家賃の前払いをしているのと同じことだと、考えることもできます。家を買っても、100年、200年持つわけではないのです。 いつでも望む値段で売れたり、貸し出したりできるのであれば、一戸建てや分譲マンションを買った方がいいに決まっています。持家のメリットは、格段に上がります。しかし現実には、不要になった際に買い手や借り手が長期間つかない可能性もあります。この空白の期間にも毎月の返済額、管理費・修繕積立金、固定資産税などの費用はかかります。結局、究極論をいうならば持ち家は、将来住宅を買い替えることができたり、買い手や借り手がつかない空白の時間があっても困らないというような、資産に余裕のある人に向いていると言えます。