僕は鹿児島県に住む24歳の作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸マンションの契約期間は一般的には2年間です。2年が経過すると契約更新になります。賃料の改訂以外には内容が変更になることはほとんどありませんので、賃料の見直しが主な目的になります。期日より1ケ月以上前に家主または管理会社から契約更新に関する案内が届きます。賃料以外に変更がなくても、改めて署名捺印をして契約をします。借りている人にとって面倒なのは保証人の署名捺印も必要になることです。家賃を滞納したり、マンションに損害を与えたりした場合のための保証人ですので、改めて保証意思の確認の意味でも、保証人から署名捺印を受けることになります。その際に保証人を変更することも可能ですが、保証人の印鑑証明書の提出が必要になります。

契約更新の際に、借家人賠償責任保険も更新します。これは、損害保険契約であって、保険料は賃貸マンションを借りている人が負担します。過失によって火災を発生させたり、水漏れ起こしてしまったりした場合に、家主に対して負う損害賠償責任のための保険です。保険期間は賃貸借契約と同じ2年間になっています。保険料は2年分を一括で前払いします。契約更新における賃料が高くて納得できない場合には、家主または管理会社に退去を通知して、契約を更新しないことも可能です。その場合には、何日前までに通知しなければならないというようなことが、当初の賃貸借契約書に書かれていますので、その期日までに確実に通知するようにしなければなりません。