私は新潟県に住む57歳の保安官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
マンションを賃貸で借りる時に、内廊下が付いている物件がたまにあります。高級物件に、内廊下は多いのが特徴です。一般的には内廊下というと、いろいろなメリットがあります。たとえば、内廊下は室内なので、大雨、強風、雷雨などの天候の影響を受けることがありません。ですから、仕事や学校に出かける時も、どんな天気でも快適に通行が出来ます。それと、道を歩いている人の視線が遮られるので、プライバシーが守られることになります。その他にも、侵入口が限られているため、外部からの侵入が少なく防犯性が高いです。また、カーペットがあるので、足音が響きにくいという利点もあります。 このように内廊下はメリットがたくさんありますが、
その逆にデメリットもあります。たとえば、通気性が悪いことです。内廊下というのは、構造上、片面しか開放部がありません。ですから、風が通りません。2面以上の窓がある角部屋でない限り、風を感じられません。また、臭気も気になります。食事や、生ゴミなどの臭いがこもったり、また内廊下の補修の溶剤の臭いや、廊下清掃時の洗剤の臭いがこもったりします。 また、光熱費なども高くなります。内廊下は密閉空間なので、昼間も照明や空調を付けておく必要があるからです。このようにいろいろなデメリットもあるので、マンション物件を選ぶ際はそれぞれのメリット・デメリットをよく理解したうえで、自分にあったスタイルを選ぶことが重要です。