賃貸マンションを解約するとき。(岐阜県/補償コンサルタント/30歳/男性)

僕は岐阜県に住む30歳の補償コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


卒業・就職等で引っ越しをするとき、今の賃貸マンションの賃貸借契約を終えなければなりません。一般的なことは賃貸借契約書に書かれていますが、何日以内に申し出ないとその日に解約できなくなるというきまりがありますので忘れずに、前もって申告しましょう。では、実際に順番に説明しましょう。まず、大家さんに今の契約を解除したいと申し入れますと、引っ越し日に大家さんに立ち会ってもらい、室内チェックをします。その後鍵を返却し、数日ー数週間以内に原状回復費用などの見積もりが提示されます。部屋は普段からしっかり掃除し、ならべく汚さないようにつとめましょう。物件を明け渡しが完了後、一か月以内に原状回復費用と賃料不払い債務等をひいてなお残額があれば振り込み等で敷金が返還されます。


次に、解約時の注意事項について簡単にご説明しましょう。普通、賃貸マンションの場合2年更新が原則です。2年経過後にあなたと大家さんとの双方の同意によって契約更新となります。通常、契約満了の1-3ヶ月前には大家さんから契約を更新するかどうか、通知が来ると思います。引っ越すつもりなのに返事を出さないでいると契約期間満了の翌日からさらに2年間の契約が更新されることとなりますので注意してください。しかしながら、必ずしも2年間の契約が満期になるときしか解約できないわけではありません。中途で出て行きたい場合もあなたの都合で自由に行うことができます。2年たたなくとも、契約満期までの残りの賃料を大家さんに支払えば自由に解約できますが、入居者には不利な内容となっていますので途中解約したい場合はよく検討しましょう。