賃貸マンション内見時のポイントについて(大阪府/編曲家/63歳/男性)

僕は大阪府に住む63歳の編曲家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションを選ぶ時に、案外と見落としがちなのが、エレベーターの位置です。エレベーターが近いと、それだけ人の往来が多くなります。戸数が多いマンションであればなおさら、しょっちゅう廊下に人の気配を感じることにもなりかねません。エレベーター待ちの人たちの話し声も聞こえてくるものです。特に、1階のエレベーター近くであれば、昼夜を問わず人の往来は頻繁です。しかし、そのような部屋は、賃料が他の部屋に比べると低めの設定されているケースが多いので、気にならない方であれば、逆に狙い目だといえるでしょう。どちらにしても、賃貸マンションを選ぶ際には、エレベーターの到着時の音などの聞こえ方を、室内でチェックするようにしましょう。


また、近隣の住人についても、できれば上階や隣の住人が在宅している時間に内見し、どれくらい生活音が聞こえるかを、チェックされることをおすすめします。一般的に、賃貸は分譲物件より壁が薄く、防音性の低い物件が多いためです。契約後や入居後のトラブルを回避するためにも、できれば事前にチェックしておきましょう。内見というと、部屋の中ばかりに目が行きがちですが、物件の周りの住環境もチェックされることをおすすめします。例えば、周辺道路の交通量や騒音は、平日と休日で変化します。スーパーマーケットなどの買い物の便や病院などの周辺施設についても確認しておきましょう。気になった場合には、不動産会社の担当者に尋ねてみるのもひとつの手段です。