賃貸一戸建てのメリットとデメリット(福井県/警務官/71歳/男性)

僕は福井県に住む71歳の警務官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


関東地方で一戸建ての借家を探すことはとても大変だと思いますが、こと、地方においては、働き盛りの世代の都会への人口流出ということもあり、住居を探す場合においては、賃貸住居を探す場合、アパート・マンションを探すよりは、賃貸の一戸建ての借家を探した方が、より良い物件が見つかることが多いです。 一戸建ての賃貸住宅はどのような方に向いているでしょうか。まず挙げられるのが家族の人数が4~5人のファミリー、それも、特に小さいお子さんをお持ちの方。音楽等が趣味で、近所に気を使わずに音を鳴らしたい方。アウトドアが趣味の方。大型犬などのペットを飼っている方等があげられるでしょう。地方などはその上、庭付きの物件なども多いので、園芸や家庭菜園も可能となります。また、駐車場付きの物件なども多いというのも、かなりの魅力と言えるでしょう。


 反面、一戸建ての賃貸住宅にはどのようなデメリットがあるでしょうか。まず、第一に挙げられるのが、庭の手入れや玄関周りの清掃が必要になるということ。雪国においては、冬の除雪等もかなりの負担となるでしょう。また、一戸建ては、部屋数も多いため、冷暖房費がかかるということもあげられます。また、最近では敷金・礼金がかからないという物件も増えてきたとはいえ、やはり、敷金・礼金がアパートマンションなどと比べて掛かるということは言えます。部屋数が多いため、やはりどうしても退去時にかかるメンテナンスの費用は、アパート・マンションと比べると高額になります。 そして、一見忘れがちなのが、町内会への加入が必要になることが多いということです。町内によっては、回覧板、ごみ捨て場等の清掃を当番制にしていることも多いので、地域とのトラブルを避けるためには契約時に確認しておいた方が無難とも言えるでしょう。