賃貸住宅が持ち家よりメリットが多いこと。(福岡県/幼稚園教員/50歳/女性)

私は福岡県に住む50歳の幼稚園教員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅のメリットは長期的なライフイベントを考慮しますと、かなりたくさんあります。とりわけ子供がいるサラリーマンの場合は、持ち家と比較して金銭的なことはもとよりその他の面でも有利なことがあります。はじめに資金面において初期投資が少なくて済むことです。持ち家の場合、頭金や諸経費など購入価格の2割以上用意する必要がありますが、賃貸住宅の場合は敷金礼金と保険など家賃の半年分ほどで住むことが出来ます。またローンが無いため精神的な負担も少なくて済みます。途中転勤するイベントが起こった時に、持ち家の場合はローンの返済があり簡単に売却が難しく単身赴任の確率が高くなるのに対し、借家の場合は、家族そろって動くことが出来ます。


10年以上経過しますと持ち家のケースでは室内の設備や壁面などの修繕やリフォームの費用が定期的にかかるのですが、賃貸物件のケースでは経年劣化は貸主負担の事例が多く、修繕費用の負担が少なくなります。引っ越しして新しい物件に移り住めば、リフォームされた物件に入居費用と月々の家賃で住むことが出来ます。さらに子供が大きくなり独立した場合には持ち家の場合部屋が余ってしまうことと、居住している親の方も高齢になり階段の上り降りなどが難しくなる為バリアフリー化のことも考慮することもあります。賃貸物件であれば少し間取りの少ないエレベーターのあるマンションなどにシフトすることが出来ます。税金面でも固定資産税が持ち家の場合、毎年かかりますのでこれらの点を含めて賃貸住宅のメリットが多いといえます。