賃貸住宅で気をつけること(千葉県/保護観察官/50歳/女性)

私は千葉県に住む50歳の保護観察官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅において気をつけることは色々とあります。基本は集合住宅なので、お互いに気を遣うことを心掛けておかなければトラブルになる場合もあります。よくアパートは壁が薄いので、音漏れには気をつけるべきという意識はあるものですが、マンションの場合も意外と音が漏れるケースがあるので、注意が必要です。特に高層マンションは、その見た目の豪華さと重厚感から防音性は高いと思いがちですが、案外とそうでもない場合があります。というのも、高層マンションはその重量を少しでも落として耐震性を上げようと設計されている場合があるので、壁が薄い場合があるのです。安心せずに隣から音が漏れていないかチェックして、もしそうであれば自分は気をつけるべきです。


また、階下への振動も注意が必要です。上下に関しては音はそれほど漏れないものですが、歩く時の振動が伝わる場合があります。モノを落とした時の振動音も伝わりやすいものです。もし小さな子供がいるようであれば、絨毯を敷いておくなどの配慮が必要となります。また、集合住宅においてはとかく近所付き合いがなかなか無いものですが、なるべく普段から挨拶するなどのコミュニケーションを取ることも大切です。特に子供がいる場合は、親の気持ちも知らずに走り回ったりすることもあるので、普段から注意はしているというアピールをすることも大切です。そう伝えているのといないのとでは、心情はかなり違うものです。つねに気遣いをすることを忘れないようにすることが大事です。