私は兵庫県に住む30歳の視能訓練士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
近年、稀に見ないほど、賃貸住宅の需要が高まっています。そのバックグラウンドにあるのは、長く続く不況下で、数多くの企業が業績を下げることになり、その影響から多くのサラリーマン層が、これまでマイホームとして人気だった一戸建てなどの持ち家を購入する事を考え始める結果になりました。それには、長期により払い続ける事になるローンへの不安が一番の理由となっています。そこで、注目を浴びたのが、毎月に決まった家賃を納めることで暮らしていける賃貸住宅です。独身層からファミリー層と幅広いそう層を受け入れられる柔軟性が支持される理由の一つとなっています。他にも、さまざまな家族構成に加えて、経済状況に合わせて選ぶことが出来るなども評価されています。
しかし、それほど人気と支持を集めている賃貸住宅にも、デメリットを指摘する声が少数ながらも聞くことが出来ます。その中でも一番に指摘を受けているのが、ローンなどを組み購入する持ち家が、将来に資産として手元に残る事に比べて、賃貸住宅は、どれだけ長い期間を掛けて家賃を納めても、その所有はオーナーのもので、資産に数えられない事をデメリットとして指摘する声もあります。ですが、不動産業界では、それは必ずしもデメリットになるわけではないと言われています。その理由に、持ち家では、経年劣化や自然災害に住居が被害に遭った時、それ掛かる修繕費や維持費などが全て自己負担となることに比べて、賃貸住宅では、それらに掛かる費用全ては、原則、所有者であるオーナー負担となるので、住居に対して負うリスクが極端に低いと言う大きなメリットがある事を根拠に挙げられます。