賃貸住宅におけるデメリット(宮崎県/ファンドレイザー/46歳/男性)

僕は宮崎県に住む46歳のファンドレイザーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


アベノミクス効果で不況を脱したと世間では言われていますが、庶民にはなかなかそのことを実感できるにはいたっていません。昔から庶民の夢といわれてきたマイホームですが、この長引く不況の影響で正社員に就職できる機会になかなか恵まれず、収入も安定しないので手の届く存在ではなくなってしまっているという人もたくさん出てきています。そのため、マイホームをあきらめ、仕方なく賃貸に住んでいるという人が多くなっています。賃貸にはもちろんマイホームには無い便利な点がいくつもありますが、デメリットも数多く存在します。賃貸というものは契約した場合に敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用が必要になってきます。しかしそれだけではありません。


賃貸というものは契約期間が2年間となっており、2年以上居住する場合には新たに更新料というものを支払わなければなりません。この更新料はだいたい家賃の1ヵ月半が相場となっています。仮に同じ物件に10年住み続けたとすると更新料は4回支払わなければなりません。1ヵ月半が4回、ということは更新料だけで半年分の家賃が消えてしまうということになります。マンションによっては火災保険や震災保険に加入することを義務付けられている場合もあり、その場合は更新料に加えて更なる出費が発生します。この更新料を嫌って引越しをするという人もいるようですが、そうなるとまた引越しの費用がかさみ、更に新たに契約をするという事で敷金・礼金・仲介手数料が必要になってしまいます。