賃貸住宅にはデメリットが少ない(愛媛県/ショコラティエ/22歳/女性)

私は愛媛県に住む22歳のショコラティエです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


マイホームを夢見る方というのはたくさんいらっしゃいます。そういった方々が気になさるのがマイホームと賃貸のどちらがお得かという点です。前者のメリットとしては、資産になることや自由な設計をできることなどが挙げられます。その一方で地震などの自然災害による倒壊等の可能性もありますし、また分譲マンションでは改修費などの販売価格以外の費用というのも意外とかかってしまうものです。では、後者のメリットを挙げてみます。災害で倒壊しても損害がない、家賃以外にはあまり費用がかからない、古くなったら他に引っ越しができる等あなたの権利が少ない分、それに伴う義務というのも限られているのです。そして、デメリットとしては、更新料などの費用がかかる、自由度が低いということがあります。


しかし、総合的に考えてみると、賃貸住宅のほうが優れているように思われます。また、費用に関しても持ち家と賃貸とでほとんど差はないということです。その他、あなたにお子さんがいらっしゃるのであれば、将来的に受験などで出費がかさむ時期というのが必ず訪れます。そういった際に、持ち家ですと固定資産税を払うのは結構大変です。しかし、賃貸であれば税金などは大家さんが家賃の中から支払いますので、あなたの負担額は常に一定です。何にでも一長一短があるといえると思いますが、住宅に関しましては、借りるほうが格段に優れていると言えます。資産になるという持家でも、どんなお金持ちでも3代でもとにもどるという相続制度をもつ日本では、相続する場合には税金で持っていかれあまり残りませんので賃貸というのも良いのではないでしょうか。