賃貸住宅に住むための必要な初期費用とは(山口県/顧問/47歳/男性)

僕は山口県に住む47歳の顧問です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


 賃貸住宅に住むには、契約時にまとまった金額の初期費用が必要となります。その初期費用とはどのようなものがあるのでしょうか。 まず、契約時に必要な費用は、敷金、礼金、仲介手数料です。敷金は家賃の0~3ヶ月分、礼金は0~2ヶ月分で、仲介手数料は0~1ヶ月分がだいたいの相場となっています。その他にも火災保険料、入居後1~2ヶ月分の前家賃、共益費等もかかってきます。それらを合わせると、だいたい家賃の半年分ほどは準備しておかなければなりません。 それと同時に、忘れてはならないのは引越しにかかる費用です。業者に依頼する場合と自分でやる場合がありますが、自分でやるにしても、レンタカーの費用や友達に手伝ってもらった時の謝礼など、一定の出費は覚悟しておきましょう。


 それともうひとつは、新生活にかかる費用です。新居用の家具や家電製品の購入や買い替えにある程度の費用が必要となります。一人暮らしの人が同じような間取りの賃貸に住み替える場合は、それほど新たに買い揃えなければならないものはありませんが、親元から一人暮らしを始める時は、生活に必要な家財をほぼすべて買い揃えなければなりません。また結婚や同棲によってあらたに新居に住み始める場合も、購入が必要な家財は多くあるでしょう。 このほか、旧居及び新居のご近所への挨拶に行く際に持っていく品物など、様々な出費が考えられます。これらの費用をあらかじめ用意してからでないと、引越しを決定することはできません。こうした費用を最小限に抑えるためにも、長い時間をかけて計画的に住み替えを検討するのが望ましいと言えます。