僕は岡山県に住む69歳の村議会議員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅と呼ばれる物件には種類があります。アパートやマンションであったり、完全に独立している一戸建てまであります。これらのどれに住むかは自分の家族構成や好みで決めることになります。これらに共通しているのは借りている住まいということです。自分の物ではないので好き勝手にリフォームしたり、設備を破損させることは許されません。結果的に退去時に代償を支払わなければなりません。退去時には入居時の状態に戻す義務があり、故意や過失で破損させた場合はハウスクリーニング料を請求されます。他人から借りている物件にはトラブルは付き物ですが、事前にチェックを怠らないことによってトラブルの発生を未然に防ぐことが出来ます。

賃貸住宅に住む前には必ず下見をします。不動産会社で閲覧出来る資料には限界があり、写真も現時点の写真ではないことがほとんどなので参考になります。参考になるのは壁紙の色などの明らかに視覚でわかることだけです。もしかしたら壁の色も黄ばんでいるかもしれません。下見の際には、部屋の綺麗さだけではなく壁の厚さも調べます。ノックして軽い音がすれば壁が薄く、鈍い音がすれば壁が厚いです。特に鉄筋コンクリートであれば防音性が高く、部屋選びにおける一つの基準となります。日当たりをチェックする為に、一度ベランダに見て周辺の様子も合わせて観察します。隣の入居者のタバコの臭いが来ないかということも重要なチェックポイントです。