賃貸住宅に住む時の初期費用ってどのくらい(徳島県/将校/21歳/女性)

私は徳島県に住む21歳の将校です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


 消費税の増税のためか、住まいの購入に活力がある昨今。しかし、実際のところは、持ち家の人よりも賃貸住宅に住んでいる人のほうが多いのです。年代にもよりますが、20代前半から30代前半までは賃貸派が圧倒的に多く、30代後半からやっと持ち家の割合が追い抜きます。しかし、これは家族を持っているファミリー世帯のことで、独身の方には賃貸がまだまだ人気です。賃貸住宅が支持される理由とは何でしょうか。移動の自由が高いことが理由のひとつとして挙げられます。転勤によって勤務地が変わっても、引っ越すことが出来るのです。環境が変わって住み辛くなった、家族が増えたからもう少し大きな家に引っ越したい、といった様々な変化に柔軟に住まいを適合させることができます。


 では、実際に住むこととなった場合、どの程度お金がかかるのでしょうか。賃貸物件を借りる時の費用は、家賃の5,6か月分が目安だと言われています。家賃の他にも、初期費用というものが存在するからです。初期費用の内容としては、修繕費用などに宛てられる敷金、お世話になる大家さんに謝意を込めて払う礼金、不動産業者に支払う仲介手数料、月の途中から入居した場合には日割りの家賃、火災の際の賠償責任や家財一式が盗難にあった時の保障として、火災保険への加入などがあります。火災保険への加入は入居者の義務となっています。勿論、敷金礼金なしの物件もありますので、いくら掛かるかは人それぞれでしょう。こんなにかかるのか、と思われたかもしれませんが、最終的な支払額は購入よりも安いと言われています。