賃貸住宅のデメリットを考えよう(滋賀県/脚本家/55歳/男性)

僕は滋賀県に住む55歳の脚本家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸は一定期間、住宅を借りて住む中でデメリットがいくつかあります。まずは敷金、礼金、不動産仲介手数料などの経費が掛かってしまう事です。このうち敷金に関しては退去時に何割かは戻ってきますが、残りの二つについては返還されません。しかも契約期間はおよそ2年と決められているので継続して住む場合には新たに更新料が発生します。マンションなどになるとこの他にも震災や火災関連の保険に加入することを義務づけられますし、これも更新料と同じで新たに支払う必要がでてきます。更新料は一般に家賃の1.5ヶ月分というケースが多いです。仮に10年住むとしたら、更新を4度しなければいけない為、更新料だけで半年分の家賃が飛んでいきます。


初期費用がある為に、短期間で引っ越せないデメリットもあります。住んでみて気にいらなかったとしても、すぐに引っ越しするわけにもいきません。引っ越しをすればまた初期費用が掛かるからです。賃貸に住む場合、引っ越しは2年という長いスパンで考える事になります。その間に何らかの事情で退出したくなっても、または退出しなくてはならなくなっても、なかなか簡単にはいかないと思います。持ち家なら当然できる建築、リフォーム、改造などができないです。賃貸では、ガスストーブを使いたいからといってガスを引っ張てくることや、収納場所が欲しいからといって壁に穴を開けることもできません。できないわけではありませんが、敷金の多くが失われる事になります。このような不便さは賃貸のデメリットであると思います。