私は広島県に住む57歳の腹話術師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅は家主との間に入居契約を結ぶことで利用が可能になります。契約内容は家賃の支払いや設備の使用、入居期間など様々な事柄が決められますが、入居者が毎日を快適に生活できることが最も重要になります。賃貸住宅からの退去で最も多い理由が生活上の不具合なため、家主は所有する物件の管理に気を配ることが大切です。特に築年数が長い物件は家屋や設備に傷みが生じていることがあるので、場合によってはリフォーム工事を行う必要があります。リフォーム工事は壁に出来たネジや画鋲の穴を塞ぐ程度の小規模な原状回復から、建材そのものを入れ替える大掛かりなものまで様々ですが、いずれも入居者にとって居心地が良い環境を整えるために不可欠です。

賃貸住宅は一般的には雰囲気が明るく、設備が使いやすい物件ほど人気が高い傾向があるので、空き物件が出てもすぐに入居契約が結ばれることがあります。その一方で、築年数が長い物件は生活上の不具合が生じやすいことが多いので家賃が安くなりやすいのが特徴です。築年数が長い物件はドアや窓のサイズが小さいことがあるので、リフォーム工事の対象になりやすい部分です。また、家電製品の普及に伴い、コンセントの数が多い物件のほうが入居率が高い傾向があります。そのため、古い住宅ではコンセントの数を増やし、配線を補修する工事も行われます。賃貸住宅での生活は入居している家族全員が毎日を気持ち良く暮らせることが前提なので、物件選びも慎重に行うことが大切です。