賃貸住宅の下見のポイント(山梨県/スタジオ・ミュージシャン/55歳/女性)

私は山梨県に住む55歳のスタジオ・ミュージシャンです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探す時に、ネットや不動産屋での情報収集に加えて、下見は欠かせないものです。事前に仕入れた物件情報と、実際に自分の目で見たものとのあいだにギャップがあることはよくあることですし、住み始めてから問題を見つけ後悔しても遅いのです。ここでは、下見でどういうところを見たらいいか、ポイントを挙げてみます。まずは、物件の室内状況ですね。汚れや傷はないか、日当たりはどうかなどです。エアコンなどの設備が不都合なくきちんと動作するかも見ておきたいところです。キッチン、トイレなどの水回りに関しては、水を流して、水漏れなどを確認する作業も必要です。部屋の間取りもよく見て、家具などの置いた場合のレイアウトを頭の中でシミュレーションし、使いやすい部屋かどうか考えます。


次に、周りの環境です。部屋で日々生活するにあたり一番気になることの一つは、音です。周りの部屋からの音がどの程度聞こえるのか、チェックします。また、トラブルを避ける意味でも、どんな住人が周りに住んでいるのかは気になります。直接会うことはできなくても、外からの観察でわかることはあります。玄関まわりやベランダが乱雑に散らかっていたり、音が頻繁にするような部屋があれば要注意です。大家さんにそれとなく聞いてみてもいいですね。建物の外も注意が必要で、敷地内のゴミや草などの状態を見ることで、管理状態を確認できます。また、敷地周辺の状態も気になります。道路に街灯があり、仕事や学校の帰りに安心して通れるかなどは、身の安全を確保する意味でも大切です。