私は三重県に住む25歳のプロボクサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

物品や金銭の貸借にかかる契約を結ぶ際には、保証人を立てるのが通例となっています。保証人は、何らかの理由で契約者本人が賃料の支払い等の義務を履行できなかった場合に、本人に代わってその義務を負うことになります。これは賃貸住宅に入居する場合も同様です。アパート・マンション等の賃貸契約には、たいていの場合連帯保証人が必要になります。「連帯」とは、家賃の支払い等に関して本人と同等の義務を負うという意味です。賃貸住宅の契約に係る連帯保証人を誰にするかについては、法令等では特に規定がありません。あくまでも個々の家主や不動産会社が望ましいと考える人物ということになります。ただし、業界全体としては一定の傾向が見られます。

まず、もっともふさわしい人物と見られているのが、親族です。これは、仮に入居者に家賃滞納や器物損壊などの行為があった場合、親族にはそれを解決するための経済的責任だけでなく道義的責任もあると一般的に考えられているからです。ただしただしあくまでも一定の経済力が必要とされることは言うまでもありません。親族だが無職、といったケースでは認められないことがあるので、ある程度安定した収入があることが必要条件となるのが普通です。一方、友人や知人の場合は、上に述べた道義的責任という部分で親族に劣る面があるので、あまり歓迎されません。会社の上司や同僚なども同様です。ただし保証人にふさわしい親族がまったく存在しない場合は、審査のうえ認められることもあります。