僕は大分県に住む44歳のカウンセラーです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅を借りる際には、家賃以外にもお金が必要でありますが、一部地域では保証金方式を採り入れているところも存在します。保証金とは、不動産管理会社または大家への預け金で、家賃の滞納分または借主の過失による破損・汚損を補填するものとして敷引きが差し引かれます。この方式が行われている地域では、契約更新時に必要となる更新料を設けていないことがほとんどです。金額の目安としては、家賃の6ヶ月から8ヶ月分が一般的な相場とされており、敷引きした分(保証金の半額分)の残りの額が返金されます。あらかじめ敷引きの金額が決められているため、退去時の敷金に関するトラブルが発生しにくいこと、手続きが煩わしくない点が利点です。
保証金は、一般的に敷金と呼ばれているものと同じで、敷引きは貸主への礼金、部屋の修繕費に使われるものとみなされます。修繕費が敷引きの額がゼロであろうがそれを超える額であったとしても、契約で定められた敷引き分は返還されることはないです。保証金や敷引きは、一部地域で古くからの慣習として行われているものであり、特に法律で規定されていないです。敷引きは、一般的に借主に請求されることはなく、解約引きとしている所もあります。敷引きは、契約時にその金額が決められており、複数の裁判の判決では金額が高過ぎなければ有効とされています。契約時には、金額だけでなく、賃貸物件に何年住むと総額で幾らになるのかを把握することも大事です。