賃貸住宅の初期費用について(愛知県/アクチュアリー/59歳/女性)

私は愛知県に住む59歳のアクチュアリーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


まず、住まいを契約する際には初期費用が必要となってきます。初期費用には様々な種類があり、支払う目的も異なってきますのでその意味を十分に理解しておきましょう。①礼金(貸主に支払うもの)礼金とは貸主に住まいを貸してもらう謝意を表すものとして支払う費用のため、正式に賃貸借契約をする際に支払うもので退去しても返還されません。②敷金(貸主に預けるもの)敷金とは新規契約の際、賃料や貸主が借主から預かるもので、家賃の滞納や借主に原因のある破損等の修理費用が発生しなければ基本的に退去時に全額返還されます。③前家賃一般的に家賃は前払い制となっています。そのため契約時には入居日より次回の家賃支払い日まで日割り計算した家賃を支払うこととなります。


④仲介手数料(不動産会社に支払うもの)住まい探しの上、不動産に仲介を依頼した場合貸主との契約時に月々の家賃の0.525~1.05ヶ月分(物件による)の範囲で仲介手数料が必要となります。⑤損保保険料入居時に借主の責任によっておきた破損、水漏れ、火災などの損害を貸主や他の入居者などに補償するために加入するものです。最近では、保険の加入が契約条件となっているところが多くなっています。⑥保証料借主に連帯保証人がいない場合、その代行を家賃保証会社に依頼する場合に支払います。もし、借主に家賃滞納が発生した場合は、家賃保証会社が一定の範囲内で家賃を立て替えます。⑦その他上記以外にも物件によって鍵交換代、内装工事代などがかかる場合がありますので余裕をもって見積もりをしましをう。