私は広島県に住む22歳のマスタリング・エンジニアです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅に住むには、まず家を借りる際の契約が必要です。家賃や光熱費など、どのように支払うのかを取り決めすることは勿論のこと、多くの場合契約期間というものがあります。通常二年ごとの契約更新としていることが多く、大家さんと借りる人の合意の上で契約更新されるのが一般的です。また、契約更新の手間を省くために、借りる辞典で特になにも連絡をしなければ自動更新になるという場合もあります。あらかじめ契約期間を取り決めしておくことで、もし大家さんの側が何らかの事情で立ち退きを希望する場合に無駄なもめごとが起こらずにすみます。しかし貸主が契約更新の拒絶する際には、借地借家法に基づいた正当事由が求められますので、突然家を出て行くように強要されることはありません。

また、契約更新の時に更新料が必要になるケースもあります。更新料については法的な規定がありませんが、古くからの慣習として支払われているものです。関東を中心とした都心部では比較的更新料が必要な物件が多く、金額の相場も地域によって様々です。更新料を支払うくらいなら引っ越しをしたほうがよいと考える入居者も少なくありません。必ず支払わなければならないものではありませんから、更新の際に大家さんと交渉してみるのもおすすめです。家を貸す側にとっても、すぐに次の入居者が見つかるかわからないため、収入減のリスクがあります。長く空き部屋になってしまっては元も子もありませんので、柔軟に対応してくれる可能性はあるのです。