僕は三重県に住む21歳の樹医です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅の契約期間は1年契約という物件が多いですが、物件によっては2年契約や5年契約などの長期間の契約を行う事が可能な所もあります。不動産の賃貸借契約では、不動産の借り手と貸し手さえ合意すれば、契約期間は自由に決めることが出来るからです。契約期間を短くした方が良いのか、または長くした方が良いのかは、借り手の事情によって異なります。例えば、転勤などが頻繁に発生するような職業に就いていて、将来いずれかのタイミングで引越しをする可能性が高い人は、契約期間は短く設定しておいた方が無難です。何故ならば長期契約をした上で中途解約をした場合、中途解約によるペナルティーや違約金を支払わなければならない事があるからです。

他方、特に転勤などの予定がなく、同じ物件に住み続ける事になる可能性が高い人は短期契約より長期契約を締結した方が経済的にはお得です。一般的な賃貸住宅では契約満期を迎えた後に契約更新をする場合、更新料という形で1カ月または2ヶ月分程度のお金を不動産オーナーに支払う必要があります。1年契約で同じ物件に5年住んだ場合には、4回も更新料を支払う必要が生じ、金銭的負担は大きくなります。他方、最初に入居する時に5年契約で契約を締結していれば、5年間同じ物件に済み続けても更新料を支払う必要はないのです。また、日本では契約更改の際に家賃の見直しが行われますが、長期契約の場合はそれもないため、同じ家賃で住み続ける事が出来るのです。