賃貸住宅の家賃について(新潟県/葬儀屋/35歳/女性)

私は新潟県に住む35歳の葬儀屋です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を借りるに当って、やはり重要な要因の一つとして、家賃があります。その家賃は様々な要因に左右されます。金額を決める要因としては、例えば、まず地域として、都心からの距離が近い場所ほど高く、交通の便としては、最寄りの駅からの距離が近い場所ほど高く、利便性としては、例えば、最寄りの駅が急行列車が止まる駅かどうか、商業施設が充実してるかどうか、建物としては、築年数が経過するほど建物が老朽化するので、築年数の短い新築物件ほど高く、住宅設備としては、性能が高いかどうか、最近ではインターネット環境対応の良し悪し、震災の影響などで耐震性が優れているかどうか、時期としては、入居希望者が多い、転勤や就職や進学に伴う転居が多い時期などは高くなる傾向があります。


その金額は、入居時の賃貸借契約で定められますが、恒久的なものではなく、例えば、土地・建物の租税その他の負担の増減や、土地・建物の価格の変動や、付近の建物と比べて不相応になった時には、家主及び賃借人のいずれからでも、将来に向かって「相当な額」まで増額または減額するよう請求することができます。賃貸住宅を借りる場合の家賃は毎月継続的に支払っていきますので、無理なく支払い続けられる金額に設定することが重要です。その金額の目安としては、民間の賃貸住宅を借りる場合は手取り月収の3分の1以下が良いと言われています。例えば、手取り月収が21万円の人であれば、その3分の1である7万円が目安となります。物件によっては、他に固定費用として、管理費・共益費が必要な場合があります。