賃貸住宅の更新料の問題(愛知県/筆跡鑑定人/67歳/女性)

私は愛知県に住む67歳の筆跡鑑定人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸に住み続けるには、どうしても途中で更新料の支払いが発生します。1つの賃貸住宅に長く住むためには、2年に1回、または3年に1回の割で更新料を支払うことになります。この継続に掛る費用ですが、居住の期限が僅かに過ぎる時に発生するような事例で問題となります。更新期限以内に退去する時は問題ありませんが、期限を僅かに過ぎて退去となった場合、部屋を借りている方としては、支払いを免除してほしいところです。引っ越しというのは、色々な事情で間延びすることがあります。更新期限以内に部屋を出るつもりが、1、2週間の延期をせざるをえない時もあります。このような場合でも更新料をまるまる支払わなければならにのでしょうか。


この問題は、管理会社や賃貸のオーナーの見解が異なるので、1つの答えは出せません。その時の事例によって、ケースバイケースと言った方が良いでしょう。管理会社に相談すれば、期限が過ぎているのだからということで、100パーセントの支払いを要求されることがあります。一方、大家さんと顔見知りであれば、大家さん側は支払いの免除をしてくれることが殆どです。管理会社が入っているアパートでも、大家さんの一存で、更新料を徴収しないこともあるので、最初に大家さんに相談されると良いでしょう。管理会社は大家さんの言うことは聞いてくれるものです。最悪、日割りで更新料を請求されることはあるでしょうが、何万円もの支払いをするよりましです。何かの時のために、大家さんとは顔見知りになっておくことをお勧めします。