賃貸住宅の更新料はどれくらいかかるのか(岐阜県/力士/20歳/女性)

私は岐阜県に住む20歳の力士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅に住んでする場合、契約期間が終了してもまだ住み続けたい場合には、契約を更新することになるのですが、その際に貸主に支払わなければならないのが、更新料です。賃貸約更新についての法律はありませんが、首都圏や近畿地方の一部では古くから慣習として支払われています。予め決められた一定額を更新時に支払うもので、契約期間が2年であれば2年ごとに支払うことになります。更新額については、大抵賃貸約契約書に明記されており、それにサインするということは、「更新料支払いに合意した」ものと見なされまます。法律による規制はありませんから、「契約の自由の原則」が優先され、後から「知らなかった」「聞いていなかった」と言っても通用しません。


 更新料の相場は地域によって異なります。更新料がない地域も存在し、認識もされていない地域もあります。料金の有無や金額については、賃貸借契約時にしっかりと確認しておきましょう。国土交通省による2007年の調査では、更新料を徴収する割合は神奈川が90.1%でトップ、後には千葉県が82.9%、東京都で65.0%、埼玉県は61.6%、京都府は55.1%と続きます。全国では約100万件ほどだそうです。相場についてもこれといった決まりはなく、東京都と千葉県では2年ごとに賃料1か月分支払うケースが多く、神奈川県では1か月、もしくは半月分、埼玉県と愛知県では半月分といったケースが多いそうです。これに対して京都府は賃料を払う頻度が多めか、もしくは金額が多めです。