僕は島根県に住む73歳の電気工事士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅を探す時は、ネットやチラシなどでの情報収集も大事ですが、実際に物件を見ることも欠かせません。文字や画像から想像するものと、実際に自分の目で見た感覚との間にギャップがあることも少なくありません。ここでは、物件を見学する際に、見ておきたい点を挙げていきます。広さや間取りの印象は、実際に見てみないとわからないことが多いです。動線や家具設置などをシミュレートしながら、見ていきます。特に玄関やバスルームなどは、間取り図からはわかりにくいですので、よくチェックします。日当たりがよく十分な明るさを確保できるか、室内の設備に不具合がないかどうかといったことも見ておきます。冷蔵庫や洗濯機などの家電が入るかも大切です。実際に寸法を測って、確認しましょう。
収納スペースも、自分の持ち込む家財道具の量を考えながら、チェックします。特に子供がいる場合などは、成長するにつれ物も増えていきますので、余裕のあるスペースが欲しい所です。コンセントの位置や数も、自分の予定する家電や家具のレイアウトに合致するか見ておきます。敷地内の設備も気になる所です。ごみ置き場はもちろん、車や自転車を利用する場合は駐車場、駐輪場も必要です。利用条件も聞いておきたいですね。物件全体の管理が行き届いているかも大切です。掃除されていない、共用部分の切れた電気が放置されている、外の草が伸び放題などは、要注意事項です。同じ建物に住むことになる住人のマナーも、私物が廊下に積み上げられていないかなど、トラブルを避けるためにもよく見ておきましょう。