僕は宮城県に住む63歳のカスタマエンジニアです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる時に、連帯保証人は必ず必要になります。万が一、入居者が家賃を滞納した時などに、入居者に代わって支払う義務があるために、連帯保証人には重い責任があります。たいていに場合、親か兄弟がなるのですが、連帯保証人には、しっかりとした経済力が求められるために、親がすでに退職していて年金生活者の場合には、NGになるケースも少なくありません。何よりも実親という続柄は、負債を背負う可能性のある連帯保証人には、強力な要素なのですが、年金生活者という点で問題になります。ある程度の蓄えがあったとしても、それはあくまでも貸主側にとっては想像になります。年金生活の場合でも、家が持ち家であるかどうかや、定年前の勤務先などによって、OKになるケースもあります。
連帯保証人をお願いする際に一番多いのが、その性質上頼みにくいということです。親・兄弟であればまだしも、親がNGで一人っ子の場合であると、親戚に頼むことになります。どうしてもお願いできる人がいない場合には、第三者機関が代行してくれるシステムを利用するという方法があります。ここで重要なポイントは、ご自分で代行会社を探してきて契約しようとしても、ほとんどの場合で入居審査には通らないということです。これらの代行システムは、基本的は不動産会社が導入するシステムだからです。代行システムを利用する場合には、入居を希望する物件の不動産会社に相談するようにしましょう。ちなみに、この家賃保証会社は万が一の場合、家賃を肩代わりはしてくれますが、それで負債がなくなるわけではなく、あくまでも一時的な立替えとなるため、その後話し合いで返済プランを決めることになります。