僕は茨城県に住む64歳のカスタマエンジニアです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
進学や就職、転勤や結婚などにより新生活を始めるにあたって、賃貸住宅を探すことになることがあります。たとえ賃貸住宅であれ、自分の城となるものです。外の緊張感から解き放たれ、くつろげる場所だからこそ、できるだけ満足できる住まいを手に入れたいのは当然のことです。だからこそ、条件をあげてそれに叶う住宅を探しますが、その条件全てが当てはまる物件を見つけることはかなり難しいのが現状のようです。そこで、多くの人が求める条件に優先順位をつけ、なるべくそれに近い物件を選んでいますが、それでも選び方に失敗する例は少なくなく、こうしたトラブルや悩みを目にしたり耳にすることも少なくありません。今回は、失敗しない賃貸住宅の選び方のポイントをご紹介しましょう。
まずは、予算についてです。家賃は賃貸住宅を借りる際に最も重視される条件ですが、良い物件探しを考えるあまりつい無理をしがちになってしまうケースが跡を絶ちません。一般に家賃は、月収の3割程度が無理のない金額と言われています。また初期費用として、おおよそ家賃の6ヶ月分は用意しておくことが必要です。次は、候補に上がった物件の住環境を実際目で見てチェックすることです。周辺の交通事情や騒音などの状況、買い物の便や病院などの施設は調べておくと住んでから困ることはありません。また、条件の良さそうなマンションやアパートなのに空き部屋が多いのは、もしかすると建物内外にトラブルがあるケースが考えられます。欠陥住宅は言語道断ですが、建物に問題がなくとも近隣にトラブルを抱えている住民がいるといったことで住人が定着しないといったこともままあるのです。