僕は香川県に住む60歳の作曲家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅の間取りに出てくる用語も以前は少ないものでした。キッチンを表す「K」やLDK、ロフトなどがわかっていれば十分に理解できましたが、最近はまた違った用語を見かけるようになりました。例えば「S」で表されるサービスルームです。これは物置のようなスペースです。最近はキッチンに併設されることが多くなっています。食材などを収納するスペースとして使えるようにするためです。また「UT」で表されるユーティリティもよく見かけるようになりました。これは洗面化粧台などが設置されているスペースのことです。ファミリー向けの物件ではここを広く設けているケースが増えています。仕事や学校への身支度をするときに一人一人がゆったりと使えるようにするためです。
またよく知っている言葉でも正しく理解していないことがあります。よく言われるのがベランダとバルコニーです。ベランダには屋根があり、バルコニーには屋根が無いという違いがあります。「LDK」と「DK」の違いも明確になっていないことがあります。一般的には「LDK」は8帖以上で「DK」が7帖以下と言われています。最近は不動産会社のホームページに多くの写真が掲載されています。まるでその場にいるかのように内覧をすることも可能になりました。しかし、このような言葉の意味の違いを理解していないと勘違いしたまま契約に至ってしまう可能性もあります。実際に行って見ることが大切ですが、時間がない場合には用語の理解を深めることで多くの問題を解決することが出来ます。