賃貸住宅の間取りは健康にとっても大切です(岡山県/漫画家/46歳/女性)

私は岡山県に住む46歳の漫画家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションや一軒家を借りる際に気を付けたいのが間取りの問題です。間取りは立地以上に住人の住み心地に関わりの深いものです。そこへのこだわりが今後の生活を大きく左右すると言っても過言ではありません。気を付けたいのは健康の問題です。お布団干しや湿気の問題がありますので、重要な場所に日当たりの良い間取りを求める方は多くおられるでしょう。一方で暑さ寒さに気を付けている方は少ないものです。一般的に広い住宅と言うものは好まれるものですが、場合によっては開かれすぎたトイレやリビングなどは冬場が寒いと言う声も聞かれます。特に吹き抜けのある住宅を借りる際は、床暖房を取り入れるなど積極的に寒さ対策をしましょう。この点は、一方で夏の暑さには強味になる部分でもあります。


また日当たりや温度だけではなく、風通しも健康に大きな影響を及ぼすものです。風が部屋中にきちんと行き渡り、空気の入れ替えが出来る賃貸物件を探しましょう。これらは心の健康にも関わって来る部分ですから重要です。次に気を付けたいのは「臭い」の問題です。開放的な空間を演出した開かれた賃貸であれば尚更、キッチンから各部屋へ続く匂いの経路を確認しておきましょう。オープンキッチンではなくても、2階まで調理の匂いが来てしまう間取りの住宅はあります。2階には同居しているご両親のお部屋がある方もおられますので、十分に気を付けて賃貸を探しましょう。このような問題は事前の間取り調査によって全てクリアする事が可能な問題なのです。