賃貸住宅を借りるのにいい時期とは(滋賀県/カスタマエンジニア/56歳/女性)

私は滋賀県に住む56歳のカスタマエンジニアです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を借りる際、希望の物件を有利な条件で契約したいのは誰もが思うことだと思います。では、賃貸住宅を借りるのに狙い目の時期、避けなければならない時期とはいつでしょうか。1月から3月は、新年度に新入学生や、新社会人など新生活を始める人が物件を求め探し回る時期であります。同時に既存の入居者も、この時期に契約更新をむかえる人が多く、大きく物件が動きます。いわゆる繁忙期というもので、いい物件はどんどん埋まっていきます。この時期は、貸主側も強気になり、家賃なども上がる傾向が強く、また値引き交渉も難しくなりますので借りる側としては避けたい時期です。ただし、この時期は物件が豊富に出回る時期でもあり、特に新築物件が多く出回りますので、そうした物件を狙っている方は早めに探し始めることで、希望物件を手に入れられる可能性が高まります。


次に避けたいのは9月から10月です。この時期は会社の異動シーズンでもあり、また秋に挙式を挙げるカップルも多く、部屋を探すシーズンでもあります。一番のおすすめは、5月から8月です。この時期は部屋探しをする人もぐっと減るオフシーズンです。募集物件も少なくなりますが、貸す側としては、少し家賃などを下げても空室を埋めたい時期、つまり借りる側にとっては有利な契約のできるチャンスでもあります。家賃などの値引き交渉も成功しやすく、またエアコンなどの希望の設備がない場合、お願いしてつけてもらうなどオプションの交渉もしやすいでしょう。このように、賃貸住宅を有利に借りるには、時期を見極めて動くことがとても重要になるのです。