私は山口県に住む63歳のゲームシナリオライターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
アパートやマンション等の賃貸住宅を借りる時の契約期間は、賃貸借契約を締結する時に取り決められます。通常の場合の契約期間は2年間で、2年経過後に、合意更新や法定更新などが行われ、継続して暮らすことができます。契約をしてから2年以内に退去をする時には、違約金として、1ヶ月分の家賃の支払いが必要になる場合がありますが、違約金の支払いは不要の場合もありますので、契約書の内容をよく確認しておくことが必要です。2年以内に退去をする時には、退去をする30日前までに、退去することを家主や不動産管理会社に申し伝えておくことが必要になります。退去の申し出は口頭でも構いませんので、電話で退去する旨を伝えておけば大丈夫です。
もしも、2年間の契約期間中に退去をする時には、期間満了までの家賃を支払うことが必要だと契約書に書かれていても、そのような契約は無効ですので、2年間分の家賃を全額支払う必要はありません。家賃は建物を使用した対価として支払われる金銭ですので、実際に使用した分だけ支払えばいいわけです。ただし、退去をする日の30日前までに退去をする旨を伝えなかった場合や、何も言わずに突然退去をしたような場合には、1ヶ月分の家賃を支払うことが必要になるので、注意が必要です。夜逃げのような形で、家財道具を残したまま退去をした時には、家財道具の撤去費用などは連帯保証人に請求がいき、連帯保証人に多大な迷惑がかかるので注意が必要です。