賃貸住宅を借りる際の保証人について(兵庫県/レコーディング・エンジニア/68歳/男性)

僕は兵庫県に住む68歳のレコーディング・エンジニアです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅に入居するためには、必ず連帯保証人が必要になります。連帯保証人とは、借主に何らかの事情が発生した場合に、代わりに責任を果たす人のことを言います。たいていは親(両親)、または近い親等の親族がなるのが一般的です。しかし、最近では核家族化が進み、親族に頼むことが難しい時代となりました。親がすでに他界している、年金生活者である、または、親しい親族がいない、などの事情から保証人のなり手がいない場合は、連帯保証人代行会社のサービスを利用することで、問題は解決します。代行サービスは、家賃の数パーセントを手数料として支払うことで、受けることができます。ほとんどのケースでは、不動産屋が代行業者を用意してくれるので、自分で業者を探す必要はありません。


また、クレジットカードを利用した保障制度もあります。これは、借り手が保証会社発行のクレジットカードで家賃を支払うことで、カード会社が大家に対して家賃保証をするというシステムです。毎月の家賃の2パーセントから3パーセントくらいの手数料がかかりますが、クレジットカードにはポイント還元があるので、負担は月に数百円程度になります。これくらいの料金であれば、家計は圧迫されません。近年では、保証会社を好む不動産屋も増えました。親や親族よりも、確実に家賃の回収が見込めるからです。少子高齢化の時代の流れにつれて、賃貸住宅のありかたもまた、姿を変えつつあります。保証人がいないからといって、家を借りることができないというようなことは決してないのです。