賃貸住宅を探す時は共有部分を重視(広島県/和裁士/20歳/男性)

僕は広島県に住む20歳の和裁士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探す場合、単身者が多く住んでいる住宅は、住人の多くが日中は働きに出ています。そのため、日中は建物全体に人の気配がなくなり、ともすると中に誰もいなくなることもあります。一つの建物の中に、色々な世代の人が住んでいると空き巣狙いを防げるなど防犯面で安心できます。敷地内にタバコの吸い殻やゴミが落ちていないか、また集合ポストには不要なチラシが溢れていないかなど共有部分を確認することが大切です。住宅全体の雰囲気を知る手がかりになります。ゴミの出し方を見ると、住人のモラルが分かります。収集時間が過ぎているのにゴミが置かれていたり、分別されないで散乱しているような賃貸住宅は要注意です。夜になると表情が一変する街もあります。昼間に現地を確認したら、できれば夜間にもその街に行って雰囲気や街灯、人の流れを確認することが大切です。


植木が手入れされているか、敷地内に雑草が生えていないか、外階段は錆びていないかなどにも目を配ります。良い大家さんや不動産会社というのは、普段あまり目の行き届かない所まで気を配っているものです。管理人さんが協力的かどうか、分かる範囲で不動産会社に聞いてみます。困った時に相談にのってくれたり、きれい好きの人であれば、居心地のいい暮らしを送ることができます。駐輪がない場合は、室内に自転車を持ち込んでもよいか確認しておきます。車やバイクを持っている場合は、近くに駐車場やバイク置場があるかどうか必ず確認しておきます。その際、住宅からどのくらい離れた場所にあるのか、そして屋根が付いているかどうかまで見ておきます。