私は富山県に住む54歳の占い師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅を選ぶ際には、家賃や駅からの距離も大事な要素ですが、何より大切なことは生活音が響くかどうかです。住宅の構造により生活音の響き具合が違います。音が響くかどうかの簡単な見分け方として、壁をノックしてみてください。コンコンと音が出る場合は生活音が隣りに響きますし、もちろん隣りからの生活音も響きます。音が響かない場合は、壁の中にコンクリートや遮音材が入ってるので、相当大きな音を立てない限り響くことはないでしょう。家賃が安いからといって、住宅の構造を確認せずに安易に借りてしまうと、後々後悔することになります。生活音は実際に住み始めてから気付く場合が多く、賃貸物件の下見の際には念入りに確認しておく必要があります。
住宅の構造は、鉄骨(S造)、鉄筋コンクリート(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)があります。部屋を借りるなら、遮音性や耐震性に優れているRC造かSRC造をお勧めします。ただしRC造とSRC造は、コストがかかるため家賃は高めです。一方、S造は低コストで建築できるため家賃は安いですが、歩く音や話し声など生活音が響いてしまい、強度の面も考えるとあまりお勧めできません。それでもS造の住宅を借りるなら、自分でできる防音対策があります。床の対策として、防音マットを敷くと、ある程度ですが生活音を抑えることができます。また壁の対策としては、防音マットを壁に貼り付け背の高い本棚やタンスなど置く方法があります。ただこの方法は気休め程度にしかなりません。快適な生活をするためには、多少高い家賃を払ったとしても、遮音性に優れた部屋を借りた方がいいでしょう。