私は石川県に住む38歳のジャーナリストです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅へ入居する場合、いろいろな初期費用がかかります。月々の家賃も払わないといけませんので、なかなかの重荷となります。そこで、ここでは初期費用をいかにしたら安くできるか、考えていきたいと思います。まず、敷金は原状回復義務の範囲とされる損傷を物件に与えなければ、基本的に退去時に戻ってきます。しかし、入居時は他にも費用がかかるため、できれば手元の額は多くしたいものです。そこで、敷金ゼロの物件を探すことも考えます。ただし、その代わり、保証会社に保証料を支払うことになるケースが多く、そのお金は返ってきません。そのことを考慮に入れ、とにかく今払う初期費用を抑えたい、といった人向けのタイプの物件でしょう。

また、物件を貸してくれることに対するお礼的な礼金ですが、最近はこれをゼロとする物件も出てきています。仲介手数料は、賃貸市場の競争激化や不動産屋の企業努力により、半額あるいは無料のところも増えてきています。不動産屋の所有物件はそもそも手数料がかかりませんので、こうした物件を探すことも有効です。引越し費用も、できるだけ安くしたいものです。6～8月、12～1月の業者の閑散期や、平日を選ぶことで、費用を安くできます。複数の業者から必ず見積もりをとり、比較検討します。可能な場合は、値引き交渉をすることも考えましょう。家具付き物件を選べば、新しい家具の購入費や、前の住居からの引越し費用を節約することができます。