賃貸住宅探しで防犯面から見る周辺環境(神奈川県/板前/68歳/女性)

私は神奈川県に住む68歳の板前です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探す場合に、防犯面での条件を重視される方も多いと思います。こうしたことを確認するためには、実際に現地で物件の防犯対策だけでなく、周辺環境も見ておく必要があります。ここでは、周辺環境に関してどのようなことをチェックしていけばいいか、挙げていきます。まず、周囲の人通りですね。幹線道路からそれた脇道などは、人通りが少ない場合が多く監視の目が少なくなりますので、注意が必要です。特に夜間は、街灯の有無とともにチェックしておきましょう。オフィス街周辺などでは、休日に閑散としていないかなども気になります。物件周囲に室内を見ることのできる、建物がないかなども見ておきます。プライバシーの観点からも問題となる場合が多く、後でブラインドなどの対策が必要な場合もあります。


通勤や通学など、日常的に使う道路の状況も、全般的に見ておきたいところです。女性や子供がいる場合は、特に大切です。見通しのきかない路地、大きな建物や木の陰などは暗がりや死角となりやすいですので、気を付けましょう。駐車場や公園など、生活の中で使うことになる施設も管理状況をチェックし、犯罪が起こりやすいような環境になっていないかを見ます。警察などが出す、そのエリアの犯罪発生状況マップなど、防犯関連情報も参考にするとよいですね。地域のコミュニティがしっかりしているかも、防犯面で重要です。ゴミ出しが守られていないような地域は、監視状況が悪い所とみなされ、犯罪のターゲットにされやすい場合も多いですので注意します。地域で防犯パトロールなどの積極的な活動が行われている所であれば、安心度も高くなります。