賃貸借契約の一般的な必要書類について(鳥取県/助産師/61歳/男性)

僕は鳥取県に住む61歳の助産師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸マンションやアパートの契約にあたり求められる必要書類は、不動産会社や契約内容によって異なります。ここでは一般的な必要書類とその内容について説明します。まずは住民票です。住民票は発行日より3ヶ月以内のものでなくてはなりません。契約者の現在の住所を確認するために必要とされます。住民票発行に際し、記載は契約者個人だけでよいか入居者全員が必要か確認する必要があります。次に印鑑証明書です。印鑑証明書は住民登録をしている各自治体で発行されるもので、事前の登録が必要となります。シャチハタ等のゴム印は不可ですので注意が必要です。本人確認資料は運転免許証や健康保険証、住民基本台帳カードなどを用意しましょう。


所得証明書は収入がいくらあるかを証明する書類です。不動産会社にとっては、この先家賃が本当に支払ってもらえるかの確認になる重要な書類です。会社員などの給与所得者は年末に発行される源泉徴収票、自営業者は納税証明書がこれに該当します。最後に保証人の保証書です。保証人は入居者の入居中の損害賠償に関し、連帯責任を約束しなければなりません。不動産会社から受け取った書面に保証人本人が直筆で署名・捺印を行います。以上のように賃貸借契約にあたっては主に、住民票・印鑑証明書・本人確認資料・所得証明書・保証書が必要となりますが、注意すべきはこれらの資料は契約者本人以外に保証人のものが必要となる場合が多いということです。スムーズな手続きのためにも、事前に不動産会社によく確認する必要があります。