私は島根県に住む70歳のライフセービングです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件に入居する場合には、通常は敷金、礼金、仲介手数料の大きく3つの必要の支払が必要になります。礼金は、契約してくれた大家さんへの謝礼として支払うお金で、支払後返却されることはありません。また、仲介手数料については、物件の紹介や手続きを行ってくれた不動産会社への手数料として支払うお金で、この費用も返却されることがありません。一方の、敷金はこれら2つの費用と性格が異なります。このお金は、入居中に家賃滞納が発生したりした場合の保証金として、預け入れるお金になります。その為、入居中に家賃を支払わなかったりした場合には、敷金から家賃を徴収される場合があります。また、退去時の原状回復費用をこのお金から相殺する場合もあります。

このお金では、家賃滞納や原状回復費が発生しなければ、預け入れた金額がそのまま返金されるという特徴があります。また敷金は、地方によってもその性格が異なる場合があります。関東など多くの地域では、家賃の1カ月分などの金額を預け入れ、退却時にその金額から原状回復費用などを引いた残金を返却するという場合が一般的です。しかし、関西などの地域では、敷き引きという制度になっています。この敷き引きは、それと同じように借主から貸主に保証金としてお金の預け入れを行います。しかし敷き引きでは、原状回復などの費用としていくら差し引くか、契約時に決めた上で契約が行われます。その為、退去時のトラブルが少ないということがあります。